男性の脱毛が増えている
脱毛と言えば女性がするものという認識が一般的でしたが、今の時代は男性も脱毛をすることが珍しくなくなりました。これは、女性が男性の無駄毛に対して、できればツルツルのほうがいいという声が増えてきたためで、男性自身も自分の無駄毛が嫌だと感じる方が増えてきたこともまた理由の一つになっています。草食男子という言葉が誕生したのをきっかけに、男性用のスキンケア用品も積極的に売れ始めました。ボディーソープや洗顔フォームは男性用を使っているという方も多くなったので、男性が脱毛に関心を持つことも珍しくありません。
男性はどこを脱毛したいのかということですが、ヒゲを脱毛するという男性が多くなっています。女性と違って男性のヒゲは濃いので、毎日そらなければいけません。ヒゲが平均よりも濃い場合、寝る前にそったはずなのに翌朝には生えているという男性の声もあるほどです。このような状況を抜け出すためにヒゲの脱毛に関心が出てくるという男性の気持ちも納得がいくのではないでしょうか。そしてデリケートゾーンのVIOも脱毛する人が多い部位です。VIOの無駄毛をキレイにしたいのは女性だけではありません。男性の中にもVIOを女性と同様に処理をしたいと思っている人がたくさんいます。
やっぱり男性もVIO脱毛が人気
なぜ今どきの男性たちはVIOを無駄毛のないキレイな状態にしたいのか気になるところではないでしょうか。従来では男性の無駄毛は男らしさの象徴と言われてきました。ですが、草食系男子が増えていることや、草食系男性が好きという女性が増えてきたことをきっかけに、無駄毛を処理したいという男性も増えてきています。その中でもなぜVIOをキレイにしたいのか男性の心理はさまざまですが、一番多いのは「清潔に保ちたい」ということではないでしょうか。無駄毛がある部位は汗をかきやすいため、臭いの元となり不潔な状態を生んでしまいます。もちろん、常に清潔に保てるのであれば問題はありません。例えば、脇の下などは専用のウェットティッシュを使って汗を拭いて、その後デオドラントスプレーを使えば汚れも臭いも防ぐことが可能です。
ところが、VIOはその都度丁寧なケアをすることが難しい部位です。特に男性はスカートなどをはく機会がないため、常に下着とズボンで蒸れやすい状態になっています。男性本人も不快感を覚えますし、やはり不潔な状態になりやすいのが大きな問題です。女性の中にも男性のVIOの無駄毛が気になるという人は少なくなく、ツルツルでキレイなほうがうれしいと言う人もいます。海外では男性のVIO脱毛は一般的で、世界大会などでユニフォーム姿の日本人選手の多くがワキ毛の処理をしていない様子を見て、なぜ日本人は脱毛しないのかと不思議に感じているようです。また日本では、最近VIO脱毛の施術を受ける人が増え、脱毛という言葉自体が身近に感じるようになってきたという人が多いようです。
ちょっと気になる施術中のこと
初めて施術を受けるとなると、一体どんな風に無駄毛を処理されるのか非常に気になるものです。専用の最新機器を使うことはすでにご存じかもしれませんが、近年サロンで導入しているのは光を照射する方法です。それを想像した場合、本当にデリケートゾーンのVIO脱毛は可能なのか、敏感な部位なのにやけどなどしないのか、と心配になる人も少なくありません。専用の機器を使って施術をしていきますが、光を照射する際に必ず専用のジェルを塗って施術をする部分を冷やします。施術後のケアも必ずあるので、肌のダメージを防ぐことはできますし、痛みも少ないため安心して施術を受けることができます。
男性と女性ではデリケートゾーンの仕組みが違うため、脱毛施術の方法も若干違いがあるようですが、男性もVIOはギリギリのラインまで脱毛が可能です。特にお尻のOの部分はサロンによって異なりますが多くのサロンで全てを除去することができるため、用を足すときなども清潔な状態を保つことが可能です。どうしても不安が解消されないという場合は、カウンセリングのときにすべてその不安や疑問を聞いてもらいましょう。
いくら施術と言っても肌を露出するのは恥ずかしい、これは女性だけでなく男性も同じことがほとんどです。全身裸のままで施術を行うわけではなく、サロンで用意するガウンを着て施術台にあがるサロンが多いので、恥ずかしいという気持ちを抱くことなく施術を受けられます。また、男性専用のサロンであれば、女性の利用者とすれ違うこともありません。男性の脱毛は恥ずかしいことではありませんが、プライバシーを守る意味でも女性専用、男性専用のサロンが次々に誕生しています。まさか男性が脱毛をする時代になったなんてと驚く方もいるかもしれませんが、珍しくはありません。この機会にVIOだけでなく、脇の下やスネ毛などもツルツルキレイになってみましょう。そうすることで、より快適に過ごせる場合があります。
